2021/02/24 00:00

パラグライダーは1980年代に始まった新しいスカイスポーツですが、今やスカイスポーツの中では圧倒的な人口を誇ります。
その大きな理由のひとつは「一人で持ち運びできる軽い装備」ということ。
現在、ごく標準的な装備でも約13~16kgほどで、もっと軽いものもあり、女性や年配の方も気軽に楽しんでいます。

パラグライダーは、翼の部分「キャノピー」と操縦するパイロットと結ぶ「サスペンションライン(ライン)」に分かれています。
どちらも「軽くて引っ張り強度に強い」ナイロンやアラミドなどの化学繊維が使われます。

しかし紫外線などによる経年劣化により、使用限度はフライトの正味時間で約300時間と言われています。
安全なフライトのためには仕方がないことですが、「愛着があり」「見た目はきれいな」パラグライダーを廃棄するのは忍びなく…。

そこで「アップサイクル」。
パラグライダーが資源として新たな価値を持てる場を作っていきたいと思っています。